祖父が残してくれたもの
祖父が一昨日亡くなりました。
物事はっきり、きっちりさせないと納得いかない性格で、いつも周りの人間や家族と衝突することが多かったですが、最後まで貫いていた祖父の血が自分にも流れていることを誇りに思います。
生前、私が出版したことを祖父はいつも周りに自慢してくれていました。祖父にも何十年も書き続けていた日記があったので、『じいちゃんも自分史創ろう!(^.^)』と制作を薦め続けていたのですが、『わしはそんなたいそうな人生でない』と断り続けらわれ、生前に叶うことはありませんでした。
戦争時代を経験してるだけでも十分語り継がれる人生です。また子供3人孫8人、ひ孫を12人まで揃えた祖父母に感謝です。
7歳の息子に日記の存在を伝えると、『おじいちゃんの棺に、父ちゃんの本を入れてあげよ。おじいちゃんの日記、時間かかっても本を作りたいね』と言ってくれ、最後の別れで著書と大好きだったサンマルクのパンをたくさん入れてあげました。
四世代の血筋が受け継がれていくことに、自分が生まれた意味を忘れず、これから息子に生きていることの本質を伝えていきたいです。