断熱材で省エネと快適性を両立!~実家リノベーション事例⑨
施工管理の上田です。 枚方市H様邸 実家リノベーション工事中の様子をアップします! 本日は天井と壁にグラスウールという断熱材を施工していきました。 グラスウールはガラスを熔解して繊維状にし、接着材を吹き付けて成形した断熱材。 グラスウール板は国に不燃材料として認められていて、日本だけでなく北欧や北米でもよく使われています。 以前は結露やズレ下がりなどが指摘されたこともありましたが、施工技術の進化や性能の向上などにより、現在はそうしたマイナス面が解消されました。
グラスウールの断熱性が高い理由を書き出していくと、
グラスウールの断熱性能は、細いガラス繊維が複雑に絡み合っている独自の構造。
身近にある物質の中で、もっとも熱を伝えにくいのは空気ですが、空気は暖まると上昇し移動してしまい、それに伴って熱も移動してしまいます。
空気が持つ断熱性能をしっかり活用するには、空気が動かないように固定することが必要です。
グラスウールは細いガラス繊維の間に連続した無数の「空気室」を構成。
その空気が固定されることにより高い断熱性能を発揮するのです。
断熱性が向上すると室内の熱が外に逃げにくくなるため、夏も冬も少ない冷暖房エネルギーで快適な室温を保つ事が出来、
冷暖房費を削減できるので、省エネにもつながりますね。