日本型リーダーに必要なモノ
先日の、サマーセミナーですが、
後半は、テレビでもおなじみの岸博之さんの基調講演でした。
5年程前にも聞かせて頂きましたが、
今回も選挙前で、
メディアでは言えない話もたくさん話して頂きました。
今年既に起きている、3つのこと。
1、本格的なアフターコロナ
2、ロシア、ウクライナ戦争の長期化
3、アメリカの金融緩和、低金利政策
この3つの出来事で、
2022年、世界は時流が変わり、大きな転機を迎え、
人々の動き、お金の動き、生活、ニーズが一気に変わるとのこと。。
さて、次のグラフは1980年の各国のGDPを1.0とした場合の成長率を表したグラフ。
1980年の時点に対して、2020年に何倍になったかを表現しています。
日本 116%、アメリカ 350%、中国 540%、
イギリス 320%、フランス 250%、韓国 1000%
失われた30年の実態。
日本が他社と比較してここまで低かったことに、驚きでしかありません。
役人主導の岸田政権は、
選挙後も物価上昇2%前後では金融緩和は行われず、
財政政策も、現政権では行われにくいでしょう。
地域で商いを行う私たちの活路は?!
岸田さんが最後に仰ってました。
日本は、昔から政治的な指揮官、リーダが-弱い。
第二次世界大戦中、江戸時代、戦国時代昔から弱かった。
しかし、時代を支えていたのは、「現場で動く」の人々だった。と。
革新的なイノベーションを起こすよりも、
今ある「資源」を利用し、機転やアイデアで、
新しいモノを創り上げ、国を支えてきたのだと。
さくらのリソース、資源は「地域」と「顧客」。
今活動している事業の領域、事業ドメインをどのように変化させるか。
・今の時代、お客様が本当に求められているモノは?
・今よりも、さらにさくらが提供できる事業領域は?
先導型リーダーのように統制するのでなく、
イノベーションが生まれるよう「現場の力」を発揮させれるかどうか。
日本型リーダーに必要な資質でありますが、
今のさくら、自分にも必要な力だと感じました。