体調を崩し、学んだ多くのこと
私事ですが、
昨年末に、人生で初めて体調を崩してしまいました。
上半身の痺れから始まり、頭痛、吐気、また冷え、基礎代謝低下。
30代はマラソン、40歳過ぎてはトライアスロンにも挑戦し、
若い頃から「身体だけは丈夫」と言われ続けてきましたが(笑)、
気づかぬうちに色々とメンテンンスが必要な歳になったのだと思います。
症状が出始めてから、違和感は増す一方でしたので、
原因を追究するために色々な病院を回りました。
身体の自然治癒力を高めて治していく「東洋医学」
骨格、筋肉、関節、神経などの治療を行う「西洋医学」
共に、併用しながら治療しましたが、
リハビリ、施術、なかなか完治には至りませんでした。
歳を重ねると先輩方から言われる言葉ですが、
無駄に足掻かず「付き合っていくしかない」。
年明けには頸椎のリハビリ集中して行い、ずいぶん楽になりました。
ここ3か月は、関節や神経、また姿勢や骨盤の矯正も行ってもらい、
上記の症状はほぼなくなりました。
寒さに震え、辛かった半年前がうそのようです。
今回の体調不良を経験し多くのことを学びました。
日常の習慣、姿勢、自然治癒、人間の身体のしくみ、原因について、
大きく価値観がかわりました。
あらゆる病気には、
「結果」症状には、根本となる「原因」がある、ということ。
どのネジを回しても、変わらなかったことが、
一つのネジ回しただけで、全てが解決していきました。
人間関係、経営課題など、自然の摂理も含めて、
世の中の諸問題はたいてい同じなのかもしれません。
また、自身のリズムが崩れたお陰で、
思うようにいかない状態を無理やり整えるのでなく、
ある状態の中で時間をかけて調和させていく必要性も感じました。
そして一番の学びは、
今の状態が成り立っていることは、自身の力でなく、
有難いことに、周りのお客様、スタッフ、協力業者さんたちの存在があってこそだと
改めて感じれたことが、自分にとって大きな学びです。
コロナ禍となり2年が過ぎ、行動抑制の中、
「大切なモノを取捨選択せざるをえない」時代は変わりません。
「一番大切な方々」との時間をより優先し、
お客様との「関係性」をこれまで以上に大切させて頂くことで、
地域の中での『頼れられる存在』となっていきたいと思います。