畑へようこそ

本日、30年来お世話になっている京都のお客様が管理する畑におじゃましました。
きっかけは昨年末に、

「吉村さん家の畑においでよ、去年も取れた海老芋、よかったら掘りに来てください」

少し遠慮していたのですが、今やっているご自宅の改修で、お伺いしたときに、

「吉村さん、いつ来るの」

と、言っていただいたので、早速嫁さんに相談し、家族で日曜日に寄せて頂くことにしました。嫁さんも子供も大喜びです。

場所は、京都の氷室台。
狭い道路抜けて、視界に広がる畑には、さまざま種類の野菜が植えられていました。

今回1番のオススメは「海老芋」です。京都のこの辺でしか取れない京野菜で人気のお野菜です。

お客様は、通常その年に採れた親芋からなる孫芋を温室で育てて、来年にまた育てていきます。その循環を10何年もの間、繰り返してきました。本当に品質にこだわられたお客様で、もちろん肥料も自然のものしか使わず、自ら井戸を掘った水しか使いません。

その他白菜、キャベツ、レタス、ブロッコリー、白ねぎ、ネギ、ニンニク、ナス、トマト、柿、みかん、デコポン、レモン、八百屋に並ぶ野菜ほとんど育てておられます。

子供たちは芋を掘るだけでなく、白菜をむいたり、高いところにあるレモンを高バサミで切ったり大はしゃぎでした。

ここに来た方は、ご親戚、息子や娘や、最近できた初孫ぐらいみたいです。

お客様に、
「こんだけあったら市場とかで販売しないのですか」とお尋ねしたら、

「そんなとこに売るよりも、身内にや近所の方にあげて、喜んでもらったほうが気持ちんですわ」
との事でした。

家族しか来ないような畑に招いていただいて、また子供たちに貴重な体験もさせていただき、最後には私の親戚の分のお野菜までたくさんいただきました。本当にありがたい気持ちです。

子供たちはスーパーに並ぶ野菜ではなく、こうやってみずみずしく、いきいきした野菜を自分たちの手で採らせて頂き、本当に貴重な体験でした。

「またいつでもなったきてください。私たちも楽しかったです」とおっしゃっていただいたお客様の心の広さには頭が上がりません。

本当にありがとうございました。

もちろんこの日、我が家の夕食は、みずみずしい白菜、キャベツ、を使用した鍋祭りでした(^.^)