やっぱりここやったか!気になる苔ムシ【交野市、枚方市、寝屋川、排水、地中、劣化、パイプ交換、交換、庭、手入れ】
今回は、お庭でずーっと気になっていたことをご相談下さったお宅のお話です。
ご主人が気になっていた「苔むし」の原因は、
いったいなんだったのでしょうか!?
(困ったなおった新聞30号(2019年6月発行)より)
妙見桜並木通り
㈱さくらの髙瀬です。
住宅アドバイザー高瀬
今回は交野市にお住まいのN様邸で、
僕が(そして気が付けばご主人までもが!)土木工事までしてしまったお話です。
「ブレーカーが落ちやすくなったので見に来て欲しい」
というご依頼でお宅に伺った時に、ご主人から別件で
「何かあったら怖いから、見てくれない?」と相談されました。
外へ出てカーポートのブロックのところを見ると、
「ここだけ苔がずっと生えて気になる。」とのこと。
カーポートのブロックで、
なぜかここだけがずっと苔むし続けていました。
僕は上水道のバルブを見たけど問題なし。
水道メーターもチェック!回ってないので、水道でっぱなしでもなさそう。
後日、工務の橋本さんと一緒に行って、プロの目で再度花壇の方も見てもらいました。
ブロックの裏側に続くミカンの木の下の土が半径1mほど湿って色が濃くなっていたのを見て、
調査代金を頂くことになるが、「試掘調査」といって
土を掘り返して配管を確認する調査をした方がよいのでは?とご提案しました。
毎年、収穫を楽しみにされているミカンの木。
木の周りの土の色が湿って濃くなっています。
「調査結果によっては、もしかしたらこのミカンの木、
伐らなアカンかもしれないです」
とご主人に伝えると、
「毎年、実がなるミカン、楽しんで食べてるんで、なるべく伐らんでいいように頼みます」と。
二日がかりで試掘調査~漏水工事を行いました。
N様のご主人は「前から原因を知りかっかった」と仰っていたこともあり、
調査の間中もずっと熱心に見ておられました。
木のすぐ横をちょっと掘り出したら、漏れた水が溜まり出しました。
重い土の圧力で抑えられていたのが掘って取り除かれたことで緩まって、
もっと漏れがひどくなりとうとう水道メーターも回り出し、
シャ~~ッと勢いよく出て来てしまいました。
水栓を止めて水抜きをし、ご主人の大事なミカンの木の根っこを傷つけないように、
みんなでそっとそ~っと土を掘っていきました。
水を含んだ土はめちゃくちゃ重い!
気が付くとご主人も一緒になって穴を掘っていました!
そして大体60㎝ほど深く掘ったら、給水パイプが出てきて・・・
樹脂パイプの曲がり角の内側にヒビ入ってました。
地中の奥深くでパイプの曲がり角が劣化して、水が漏れ出ていました。
新しいパイプに交 換し、土を埋め戻して終了!
なによりもミカンの木は無事、伐らずにすみました。
ご主人は直すとこも、じーーっと横で見ながら、
「ほぉ~こんなんして、やるんやぁ~。やっぱりプロのやり方は違うなぁ。
これで安心やわ!家は少しずつ傷んでいくから、また頼みますね。」と。
終わってからお話ししてたら、
「困ったなおった、いつも見てるよ」とのことで、
僕「この工事のこと新聞に出してもいいですか?」と聞いたら、
「OK!いいよ!」と快諾!こうして皆さまにお伝えすることができました。
(ありがとうございます!)
ミカン、今年もまた美味しく食べれますように。
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なんとな~く気にはなっているけど、すぐに忘れてしまって、
またみて思い出す、ってことありませんか?
「あ、そういえば」と思い当たることがあれば、さくらにご相談くださいね。