お家こまった売れなくて「知っておきたい不動産の保険」~不動産ニュースvol.11~【火災保険、地震保険、住宅ローン、生命保険】
㈱さくら 不動産開発部の津嶋です。
資格
●住宅ローンアドバイザー 金融検定協会認定
●宅地建物取引士
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は『知っておきたい、不動産の保険』というテーマ。
最近あったホントの話しなので、お気を付けください。
★火災保険★
住宅ローンを組む時に同時に加入するのが火災保険。
加入時にはローン期間と同じ年数を加入 するのが一般的ですが・・・
住宅ローンの完済後は同時に火災保険の加入も終わると
勘違いれてるお客さまを最近よくお見かけします。
先月お邪魔したお客さまはローン完済後保障は継続されているものと思い込まれていました。
2年もの間無保険状態だったんです。
何もなかったから良かったものの、これはとても危険なことですので、
今一度お手元の火災保険の証券をご確認ください。
★地震保険★
1年契約と最長5年契約の2種類があります。
加入される場合は5年契約をオススメ致します。
理由は・・・地震保険料は毎年見直されていますので、
1年契約では次年度の保険料がグンと上がる可能性があるということです。
一昨年の大阪北部地震の後、保険料は大幅に 値上がりしています!
★住宅ローンの団体信用生命保険★
つい先日、ご相談頂いたお客さまから
「住宅ローンを組めば、同時に団体生命保険に銀行の負担で加入できるので
現在加入している生命保険を解約すれば、
浮いた分をローンの返済に回せて月々の支払いが楽になる」
と不動産業者の担当から言われたけれども本当ですか?
との質問でした。
・・・答えは NO ! です。
一般の生命保険とは全くの別物!
団体生命保険はあくまでも住宅ローンの残債が無くなるだけの保険であって、
銀行が負担しているのではなく、その保険料は月々の支払いの金利の中に含まれています。
金融機関(銀行)によって保険の条件が違うので、
金利だけでなく保険の保障内容も検討する必要があります。
(介護付き、疾病付きに拡張できるタイプもある)
最近、そのような「営業トーク」で
お客さまに誤解を与えるようなことが増えているようでので、
くれぐれもご注意ください。ご不明点ありましたらお気軽にご相談ください。
詳しくは津嶋までご相談ください。
●津嶋隆弘プロフィール
卒業後すぐにプロサッカー選手となり現Jリーグの前進、日本サッカーリーグにて3年間プレー。引退後、某大手不動産会社に20年勤務。
別会社の分譲住宅販売を経て約30年間、不動産関係に携わっています。