大阪府枚方市・交野市のリフォームなら さくらリフォーム > 現場中継ブログ > 外壁の蔦が家を傷める!知っておくべき5つの理由と対策方法~蔦、外壁、ダメージ

 

家の庭にちょこっと生えていた蔦(つた)が、成長し過ぎて大変な事になってるのでなんとかならない?と、ご相談をいただきました。

外壁を見てみると、、

 

壁にびっしりと蔦(つた)が生い茂ってます。

 

外壁を覆う蔦は、家に自然な美しさを添える一方で、建物に深刻な被害をもたらす可能性があります。

蔦の魅力的な外観に惹かれますが、実はその裏に潜む危険性を見過ごしがちです。

蔦は急速に成長し、建物の構造に侵入することで、外壁や基礎に予想以上のダメージを与えることがあります。

この記事では、蔦が外壁に及ぼす影響と、その対策について詳しく解説していきます。

 

 蔦が外壁を傷める5つの理由

蔦が外壁を傷める主な理由は以下の5つです。

 

1.壁面への侵入:蔦の根は小さな隙間や亀裂に侵入し、それらを拡大させます。これにより、外壁の構造が弱まり、雨水の侵入リスクが高まります。

2. 重量負荷:成長した蔦は予想以上に重く、外壁に過度の負荷をかけます。この重さが原因で、外壁の剥離や亀裂が生じる可能性があります。

3. 湿気の蓄積 : 蔦は外壁と空気の間に層を作り、湿気を蓄積させます。この湿気は、カビやコケの発生を促進し、外壁の劣化を加速させます。

4. 日光遮断 : 蔦が外壁を覆うことで、壁面への日光が遮られます。これにより、壁面が乾燥しにくくなり、湿気による被害がさらに悪化する可能性があります。

5. 害虫の温床 : 蔦は虫や小動物の格好の住処となります。これらの生物が外壁や家屋内部に侵入し、さらなる被害を引き起こす可能性があります。

 

~ 蔦による外壁被害の具体例~

蔦による外壁被害は、見た目以上に深刻な場合があります。

・塗装の剥離 : 蔦の根や茎が外壁に密着することで、塗装が剥がれ落ちる現象が起こります。
・モルタルの亀裂 : 蔦の根が成長し、モルタル壁に亀裂を生じさせることがあります。
・サイディングの変形 : 木製サイディングの場合、蔦の湿気により木材が膨張し、変形する可能性があります。
・雨漏りの発生 : 蔦によって拡大された亀裂から雨水が侵入し、室内に雨漏りが発生することがあります。
・構造材の腐食 : 長期間放置すると、蔦の影響で外壁の内部構造材まで腐食する恐れがあります。

 

これらの被害は、早期発見と適切な対策をすることで防ぐことができます。

 

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蔦から外壁を守る効果的な対策方法

 

蔦による外壁被害を防ぐためには、以下の対策が効果的です。

1.定期的な剪定 : 蔦の成長を管理し、外壁から一定の距離を保つように剪定します。
2.トレリスの設置 : 外壁と蔦の間にトレリス(格子状の支柱)を設置し、蔦が直接外壁に接触しないようにします。
3.防水処理: 外壁に防水塗料を塗布し、蔦の根が侵入しにくくします。
4.定期的な点検 : 外壁の状態を定期的にチェックし、早めに問題を発見します。
5.専門家による除去 : 既に蔦が外壁に密着している場合は、専門家に依頼して安全に除去します。

これらの対策を適切に実施することで、外壁を守ることができます。

 

また、外壁の健全性を維持するためには、定期的なメンテナンスが重要です。

1.外壁診断 : 外壁の総合的な診断を受け、潜在的な問題を早期に発見します。
2.プロによる剪定 : 専門的な知識を持つ造園業者に依頼し、適切な剪定を行います。
3.外壁補修 : 必要に応じて、専門家による外壁の補修や塗り替えを行います。
4.定期的なクリーニング : プロによる外壁のクリーニングで、蔦の残留物や汚れを除去します。

 

まとめ

外壁を覆う蔦は美しい景観を作り出しますが、適切な管理を怠ると家屋に深刻な被害をもたらす可能性があります。

蔦が外壁を傷める主な理由として、壁面への侵入、重量負荷、湿気の蓄積、日光遮断、害虫の温床が挙げられます。

これらの問題に対処するためには、定期的な剪定、トレリスの設置、防水処理、定期点検、そして必要に応じて専門家による除去が効果的です。

さらに、専門家による外壁診断、プロの剪定サービス、外壁補修、定期的なクリーニングなどのメンテナンスを行うことで、外壁の健全性を両立させることができます。

蔦の管理と外壁のメンテナンスの重要性を理解し、適切な対策を講じることで、美しい外観と建物の長寿命化を実現させましょう。

 

 

 

 

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