扇風機とサーキュレーターの違いって?【節電、エアコン、扇風機、パナソニック】
少しでも雨が降って涼しくなって欲しいと思う今日この頃。。
我が家のメダカ水槽の水も減っていくばかりなので、水足しが大変です。
さて、この猛暑の中、みなさまのご家庭ではエアコンや扇風機が大活躍しているかと思います。
ホームセンターでは扇風機やサーキュレーターがここぞとばかりに目立つ場所に販売されてますよね。
では実際に扇風機とサーキュレーターって、どういう時に使えば有効活用できるのか、調べてみました!
扇風機は、暑さを感じるときに涼むために使用します。「広い範囲」に風を送れるように大型のファンが備わっていることがほとんどですが、風が届く距離はそこまで遠くありません。
サーキュレーターよりも大きなファンを複数使用し、人が誤って手などを入れないようにカバーが前面についています。
また、最近の扇風機にはタイマーや首振りといった機能はもちろん、空気の除菌や消臭に効果が期待できるなどの優れた機能があることも特徴として言えるでしょう。一般的なサーキュレーターより静音性に優れているというメリットもあります。
【サーキュレーターの目的】空気を循環させるため
サーキュレーターも基本的な構造自体は扇風機とほとんど変わりません。
ファンを回転させて風を起こしますが、扇風機よりも小さめのファンを使用しているものが多く、「直線的」に風を送る性能に優れています。
また、一般的な扇風機だと上下、左右や斜め上にしか風を送ることができませんが、サーキュレーターの場合はそれに加えて真上にも風を送れる特徴があります。
ただし、直接涼をとるアイテムではないため、扇風機と比べて機能がシンプルな製品が多いようです。また、音が大きいタイプが多いのも特徴といえるでしょう。
【扇風機の使いかたのオススメ】就寝時
エアコンでそこまで部屋を涼しくする必要がなく、夜も快適に眠りたいという場合には扇風機が向いています。現在市販されている扇風機の中には、静音性能を相当高めたものもあり、眠るときに音で邪魔されることもありません。扇風機の風だけで十分涼める、という方におすすめです。
また、複数の人がいる部屋で使用するときも扇風機なら広範囲に風を送ることができます。多くの扇風機には首振りの機能が備わっているので、複数人がいる部屋でも涼をとれるでしょう。一度に送れる風量もサーキュレーターに比べて扇風機のほうが多いため、風でしっかりと涼めます。
【サーキュレーターの使いかたのオススメ】
エアコンを使用するケースで、節約も考えているのならサーキュレーターが適しています。サーキュレーターは直線的な強い風を起こして空気を循環させ、部屋全体の温度を均一にします。
冷たい空気は下に溜まり、逆に暖かい空気は上に停滞しがちです。これをサーキュレーターでかき混ぜることで、部屋の温度差を減らします。冷房だと今までよりも高い温度で使用できるようになり、暖房なら逆に低い温度で利用できるようになります。
冷房は温度を低くするほど、暖房は高くするほど電気代が上がります。エアコンとサーキュレーターをうまく併用すれば、電気代の節約にもつながります。
また、環境庁では冷房の設定温度は28度、冬の暖房温度は20度を推奨しています。夏はサーキュレーターを使用することで体感温度を下げられるため、エアコンの冷房時の設定温度を1度高くすることで、約13%(約70W)の消費電力を削減することができます。電気料金に換算すると(1kWh 27.0円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会電気料金目安価格)で計算)、70Wを8時間消費した場合15.12円となり、1か月(30日)で約453円の節約となります。
一方、冬はサーキュレーターによって暖まった空気を循環させられるため、エアコンの設定温度を1度低くすると、約10%(53W)の消費電力を削減することができます。
同じく電気料金に換算すると、1日(約8時間)あたり約11円となり、1か月で330円の節約になります。
このように、サーキュレーターによって快適だと感じられる設定温度を上手に調整することで、電気代の節約が可能になるでしょう。
扇風機とサーキュレーターをうまく使いこなして、今年の夏を乗りましょう!