50年歴史に幕を閉じる
本日は通天閣付近の現場です。
交野市とは違って、人もお店も車も多く、大変賑わっておりますが、普段慣れない私には、少しストレスです(笑)
さて、今回ご依頼頂いお客様は、呉服店のオーナーさんです。外装だけでなく、玄関から屋上まで、今回を最後のリフォームにして、快適にされたいとのことでした。
お客様は、もともとこの地で50年商売されていた呉服店のおかみさんです。ご契約をいただくまで、日本橋界隈の歴史、お話をいろいろとお聞きする機会がありました。
さくらで41年ですので、50年となると私も生まれていない時代、街並みも、日本の国そのものも、全く違う時代だったのかなあと想像します。
解体の初日、表看板を大工さんと取り外す際、歴史を考えると、とても感慨深いものでした。
「このお店に何千人もの人が通ったのかなぁ」と。工事中も、時々通行人の方に声をかけられ、お店閉められるのですか?と残念がられます。それだけ、このお店が地元で信頼されてきた証です。
改装後は、奥様が気にされていたキッチンや三階の洋間を大幅にリニューアルする予定です。
第二の人生のスタートとして、
ご自宅にて、生涯快適に過ごしていただければ、
リフォームさせていただく立場として、幸いです。